1人でできないなら一緒にやってもらう
手作りお菓子を作ってくれるお母さんは、私の中で永遠のあこがれ。
自分がお母さんになったら、絶対子供には手作りお菓子を作ってあげよう!と、中学生のころから思っていた。
中学1年生は13才。今の私は49才。何回作ったろうか。10回くらいか。いやいやヒドイ…
あぁ、作りたい!
あぁ、作れない!
私のことなのに、できないのはなぜ?
これはまるで、宿題をやる気はあるが、なぜかできない。と言っている子供と同じだ。
だから、母にお願いして一緒に作ってもらう。ここも、子供と同じか。笑
1人でできないなら、一緒にやってもらえばいいとシンプルに思ったのであった。
私の脳と、私の体と、私の心は別者だった。
人と一緒にやるというのは、なんと楽なことか!
私は、とうとうケーキ作りをいとも簡単に達成したのだ。
母は、お菓子作りや料理作りが好きで、74才になっても習い続けている。
本当に「お好きね」と思う。
帰省した際には、しっかりと!おもてなし料理やデザートが用意されていることには、憧れる。
羨望のまなざしであり、こういう人になりたいと心底思う。
だが、なれない。
苦節35年…。
根っから、お菓子作りや料理にお金を出して習いたいと思わない。のだ。
そこで思いついた、身近な人を先生にしてしまおう!作戦。
要は、先生に習ってる人を、私の先生にすればいいんじゃないか?仮説。
私の先生は、身近な家族や友人で十分だ。そこまで技術が習得したいわけじゃない。
我ながら名案だ。
さっそく実験。
母には、「帰省の際に、一緒にケーキを焼いてほしい!」と
事前に頼んでおいた。
彼女の得意分野を、娘が求めるわけで、「いいけど~♪」母の気分も上々である。
しめしめ。である。
私は、私が人との約束は守るタイプだということを知っている。
他人との予定をクリアしていくのは、むしろ得意だ。
そこを利用してみたら、作る気満々になるから、不思議な感覚だ。
しめしめ。しめしめ。である。
自分との約束で自分の家じゃ絶対こうならない。
いとも簡単に!
ケーキが完成した。
見た目は置いておく。
大事なのは完結した事である。
苦手なお菓子作りを実施できる方法 まとめ
私の心は、お菓子作りはやりたいのだ。
だが、
私の体は、35年間動かなかった。
なぜか、
私の脳は、計画をたてないのだ。
であるならば、やれるように自分を仕向ければいい。
ポイントは、脳だった。
私の脳みそに、これは「お菓子作り」ではなく「親孝行レクリエーション」であるぞ!
そう言い聞かせたら、できてしまった。
私の脳と、私の体と、私の心は別者だったのだ。
この方法を使えば、今までやれていなかった色々なことができるんじゃないか?
と密かに期待している。