50才か

2024年11月に50才になった。
わたしは、切のいい数字が好きだ。祝いたくなる習性がある。
我50才なり。
落ち込むという感覚はなく、むしろこれはかなりお祝いしたくなる数字だ。
この体と脳で49年生きてきた。
太陽の周りを49周もしたということだ。
今50周目地点を目指し、地球号に乗って進行中。
地球号の形状は遊園地のティーカップ。
地球号の浪漫飛行は今のところ順調で、早く来い来い50才。
50才を、迎えられることを誇りに思う。
わたしよ、よく生きて来た。

ねぎらうべきだなって話

自分を取り戻すブログを始めて、
だいぶ自分を愛おしく感じるようになってきている。
わたしよ。良く生きているぞ。リハビリは順調だ。

これからの残りの人生をかけて、なるべく、わたしのやりたいことを叶えてあげたい!とも思う。
これから、まだ50年使うかも知れないわたしのBODY。
体と脳を喜ばせ、メンテナンスしてあげるべきだBADDY。

わたしを、わたしはねぎらうべきなのだ。
だって、私を心底ねぎらってくれる人がいたっけか?
この地球において、わたし以上に、私を喜ばせることのできる人は、い・な・い。
いないんだよぉ~。
別に悲しいことではなく。
ただの気づきである。
最近気が付いた素朴な当たり前のこと。
でも、これに気が付く気が付かないは、
人生を左右する大きなことのようにも思えるのだ。

そんなおり、夫がタイへ仕事で行くという。仕事だ。
ふぅ〜ん。タイねぇ。

…。私もついて行くかな…。

こういうのって、突然来るんだ。
ここ20年くらい来なかった。
「直感」を感じるって、ワクワクしたんだっけなぁ…。
と、しみじみしたこそことが、リアルに久ぶり。

子離れ万歳だ。早くみんな離れてけってぇの。
錆びたアンテナに刺激が走る。
良縁に導いてくれそうな気がした。

ひらめいたはいいが。目的を考える。

タイくらい海外になると、目的なしに行くわけにもいかない。
現地で、直感で、一人行動は、いかんせん恐ろしすぎる。
私がしたいこと。私が興味あること。
それは、一体どのようなことなんだろう?考えよう。
50才の節目にふさわしい旅だ。
これから半生をどういう価値観で生きたいか見直すうってつけの機会だ。

海を渡る。
言葉の通じない場所。
さすがに何か感じるだろう?
人生後半戦のヒントを得るぞと、真面目に、大真面目に旅に取り組むことにした。
わたしを芯から喜ばせる。
真摯に向き合う。
計画の段階から、わたしはわたしとの会話を入念に行った。

私が興味あったコト。興味なかったコト。

①タイ人の暮らしが見たい!

同じ時代を生きている別の国の人。
彼らは、何を食べ、働き、楽しみに
暮らしているのだろう?感じているのだろう?
(おう?こんな感覚で旅に思いを巡らせるのは久しぶりだぞ。良い兆候だ。)
家族の安全、家族の年齢差、大人も子供も楽しめる旅を考えなくていいのは、なんていうか…自由だなぁ~。

知りたい。
見たい。
興味ある。
わたしがなっ♥

これで、旅の計画が立てられるとは、なんて幸せ。なんて喜び。
歓喜だ。もっと独身時代旅しておけばよかった。

同じ年くらいのタイ人に会えたらいいなぁ~。

②アユタヤなどの遺産には興味が沸かない。

異国の過去の事件があった場所にワクワクできないし、縁も感じない。未来にも通じている気がしない。

③高級ホテルには泊まりたくない。

完成されたサービスをうけても、それはリアルタイじゃない。非現実だ。

わたしは癒されたり、ラグジュアリー気分を味わいたいとは微塵も思わない。
むしろ、汗したい。感じて体感したい。

④よって、タイマッサージもパス。

⑤お買い物もしなくていい。

⑥タイの仏像には、興味があった。

あんな厳かじゃない漫画みたいな仏像が本当にあるのか?
それを崇めているだってぇ?
同じ仏教の国。
荘厳という言葉にまみれた、日本の神社仏閣とは、あまりにかけ離れている。
のに!同じ仏教。

…不思議だ。興味深い。なんなんだ宗教って。

⑦タイのアートに触れたい。感性に触れたい。

⑧タイのセブンイレブンとイオンに行きたい!

セブンとイオンは、タイにどう対応しているだろう?
興味がある。

まとめると。向こうの普通に入り込みたいのだ。

やること決めた!

①タイの一般人がたくさん乗るであろう、エアアジアで行く。

安いし観察にはもってこいだ。

なるべく地下鉄で自力で移動したい。

もしくは、グラブタクシーやらを使ってみたい。
叶うならバイクタクシーもチャレンジしたい。
一般人を多く見れるチャンスだと考えた。

宿泊場所はエアビー。

タイ人が営む民泊とする。
ちなみに、ボート民泊と、コンテナ民泊にした。

ホテルも泊まりたい。

五つ星リゾート、高級系ではなく、
デザインコンセプトのあるホテル。
チャオプラヤ川沿いの、ロイラロンホテルとする。

デザインコンセプトホテルだ。
オーナーのこだわり詰まってるんだろう?
見せてくれ、タイ人の、タイビジネス的な、タイお洒落な、NOWタイのホテルのこだわり。

⑤おちゃめな仏像を見るにあたり、ワット・ポーを選択。

信仰心の真偽を確かめる。

⑥タイカレーのミシュラン店を見つけた。

ミシュランなんて行ったことない。
一度くらいは行きたいもだ。行くぞ!ミシュラン。
カレーだから、目が飛び出るような価格でもなかろう。チャンスだ。

⑦カフェが盛んだという。

ので、代官山とか渋谷に相当しそうなエリアでお茶をする。
タイ人のアンテナを見たい。そして、チルするんだ。
若者の人気文化、チル。
「上手なチルがしたい。」と夫に言ったら、
「その使い方はあっているのか?」とつっこまれた。

⑧現地男子がやっている、チャリンコグルメツアーに参加。

「俺の町を、自転車で案内するぜ!」っていうツアー。
実はこれが最大の楽しみ。

英語もタイ語もできないけどね。
なんとかなる。
なんとかなる。
なんとかなる。

⑨マンゴーにチャレンジ

マンゴーカフェに行って、マンゴーにチャレンジする。
マンゴー苦手な私が、マンゴー本場の国でどう思うのか試す。

さて。出発!

長男19歳 殿へ
中2の娘に、ご飯食べさせて、中学い行かせてくれ。
そして、3泊6日生きぬいてくれ。

レートは、1バーツ4.5円。さぁタイにまみれよう。
生きてる!って感じがしてきた。

現地では夫は、別行動。
宿は一緒。
なんとかなるだろう。
英語もタイ語もできないが、Google翻訳がある!!!!
いざタイ王国、バンコクへ。 

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